笠から槍 (1)   

笠から槍
このフレーズが好きでいつか歩きたいなぁと思っていた

でも、今年の夏は上高地から蝶ヶ岳に入り、大天井~東鎌~槍~奥穂高~上高地
で歩こうと思っていた

が、天気予報が崩れる方向へ動き出し、直前にはもう絶望的な感じになった
なもんで、天気予報が悪いなりにも少しでもマシな笠ヶ岳に登り、その後は天気予報しだいで
という計画に変更
とりあえず新穂高に向かう

e0171018_17481332.jpg





新穂高で5時起床
車内から外を見ると。。。。。。隣の車もぼやけるくらいの霧
あぁ、今年はやっぱりダメか。。。と諦めて二度寝
7時になんとなく目覚めて周りを見ると、霧は濃いものの空は明るい感じ
これなら!ってことで早速準備して8時出発

でも今日は笠新道を登る予定やのに8時出発で大丈夫か??
と思いながらも、まぁ笠新道の登り口での時間と体調によっては鏡平に向かうことも視野に入れて歩き出す

e0171018_17534430.jpg

50分ほどで笠新道の登り口
まぁ大丈夫そうな気がしたので、そのまま地獄?と噂の笠新道を登ることにする



この登り口に書いてあったのが
確か、「笠ヶ岳までもう一息!」みたいな内容

この登山口に来る人って場所的に9割以上が新穂高からやと思うねんけど
新穂高からここまでコースタイムが1時間
ここから笠が岳までコースタイムが7時間くらい?
この条件でもう一息って書くのはどうよ???と、かなり笑えた



さすがに噂の笠新道、最初からひたすら急登ですげーしんどい
この日は霧で展望こそないものの涼しかったのでなんとかなったけど、これは暑いともう。。。。
もー何も考えずにひたすら登り続けます
e0171018_1811417.jpg

槍穂高の展望が楽しめるらしいポイントがいくつもあったけど、この日は完全に無理(笑)

杓子平を目指してひたすら登ると、乗越したらいきなりお花畑が広がります
e0171018_1843366.jpg

e0171018_1841311.jpg

全然花は写ってないな。。。。

ここだけいきなりガスが晴れてて素晴らしい景色が広がったので、めちゃめちゃ感動
お~、長かった笠新道もようやく終わりか
と思いましたが、杓子平から稜線に出るまでがこれまた曲者で、かなりしんどい

結局笠新道の上り口から稜線まで4時間
まぁいい感じで登れたかな
そっからは気持ちのいい稜線歩き
でも笠新道で疲れきった体には少しの登りも堪えます
e0171018_188481.jpg

e0171018_1883960.jpg


14時ごろにテン場に到着、新穂高から6時間
めちゃめちゃしんどいけど思っていたより早く着いた

ここはかなり困ったテン場でトイレも水場も小屋を使用
ただし、テン場から小屋まではガレガレの道を10分登る、というなんとも困ったテン場(笑)
正直、あの道のりをいちいち登るのはかなりきつい
e0171018_182771.jpg


ただしこの日はテン場の近くの雪渓から水が出ていました

小屋でテン場の受付を済ませ、設営してビールを飲んでいたら
UL装備っぽい面白そうな方を見つけたので話しかけてみる
e0171018_18153729.jpg

NEMOのシングルウォール、シングルポールやのに前室があるという日本非売品のテント
すげー軽い上に前室があるってのはめちゃくちゃ魅力で欲しくなる(笑)
でも自立しないのは使いにくそう?

このMさん同じ京都の方で隣市の住人
オーダー家具の職人さんだそう
衣類もパタ好きでアタクシと同じような服ばっかり使ってて、
すごい気が合ったので飯前に一緒に笠のピークまでお散歩
e0171018_18265552.jpg

e0171018_18275172.jpg

e0171018_18283722.jpg

e0171018_18283023.jpg


その後、飯も一緒に食っていろいろ話す
屋久島が大好きだそうで、いろいろ話を聞いて、一度は行ってみたいなぁと

明日、時間が合えば一緒に朝日の槍穂高を眺めましょうと話して終了


さてテン場から小屋まで離れていると話しました
まー確かに離れていますが、割り切っていちいち小屋まで行くと覚悟を決めたらそないに苦痛ではなかった
トイレだって水だってそう頻繁に行くわけでもないしね
雨とかならまた違った感じ方をするでしょうが


夜になってまたガスが晴れて、向かいの穂高の稜線上に
槍の肩の小屋の光
奥穂の小屋(穂高岳山荘)の光
西穂の小屋の光
が見えてとてもきれいやった

角度の問題でしょうな、北穂は見えなかった

そしてそして
この笠のテン場と笠ヶ岳、かなりお気に入りになりました
すっきり晴れたときの展望はものすごくいい
そして水は無料やったしトイレはきれい
たどり着くのにかなりの苦労は要しますし、端っこに位置しているので縦走の途中に組み込みにくい
でも言い換えればシーズン中でもババ混みになりにくいかも

なので、またそのうちに一度行ってみたいなぁと思っています(晴れるときに)






新穂高   8時
笠新道登り口  9時
杓子平  12時
稜線  13時
笠の小屋  14時
[PR]

by kumonotaira | 2014-08-31 18:40 | | Comments(0)

<< 笠から槍 (2-1) 利尻岳 >>