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新穂高~槍~西穂高(3)   

明るくなってから出発するつもりやったけど、周りに合わせて目覚めちゃって
4時起床
でもトイレ渋滞に巻き込まれて5時半出発

2年前よりも更に混雑はひどかった

2年前はトイレもここまでは混んでなかったと思うねんけど
今回は時間が1時間早かったからかな?
時間を後ろにずらすってのも混雑を避けるヒントなのかもしんない

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混んでるながらも40分弱でピーク着
人でいっぱいだし用事もないので、スルーして先へ進みます





目指すルート上には・・・・人がいっぱい
どうもロープでつながれてる方が数名いてるみたいで
当然ながら馬の背でかなり待つことに

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ま、こんな場所では追い越すのも不可能なんでのんびりと
話を聞くと、ガイドのパーティーが2組
その前はガイドじゃないみたいけどロープを出してて・・・・・・
結局、奥穂のピークから馬の背を抜けるまでで30分かかりました(笑)
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ま、待たされたおかげでいい景色も
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馬の背を抜けたところでガイドパーティーたちを抜かさせていただき
その後、数組パスして
ロバの耳の手前の長い下りの途中で、一組のカップルに追いつく
先に行って下さいと言われるけど、下りの最中なんで大丈夫ですよとお断り
でも、足場もしっかりしてるから先に行ってくれと再度言われたので、では・・・・・・と追い越します
ちゃっちゃと下りて、ロバの耳のトラバースへと登り、

トラバースに差し掛かったときに・・・・・・・・・


「ラク!  ラクーーーー!!!」


とっさに見ると、長い下りのてっぺん辺りに集団がいて、その集団の誰かが石を落としたみたい



その長い下りの最下部辺りには先ほどのカップルが・・・・・・


アタクシも必死に叫びましたが、場所が場所だけにね
そのカップルも動きようがないみたい



ほぼ真下に下りるようなルートだし、上で落とした石は確実にルート上に落ちていくわけで

落石が落石を呼んで、だんだんでかくなっていき
人の身長くらいのでかさの石がカップルに襲い掛かりました

結局、その石の直撃は避けられましたが、上にいた女性は頭から数m滑落
1mくらい?の石と共に下にいた男性のところで止まりました


アタクシもその元へ向かおうと斜面を降りましたが
近くにガイドさんがいてて、救助はその方たちに任せた方が良さそうだったんで、とりあえず待機することに
ヘタに近寄ると邪魔だったりいろんな危険性があると判断したんやけど
その判断が正しかったんかはよくわからん


結果的には命に別状はないみたいで、1名は骨折の疑いアリ
という感じに見てとれました

2名ともなんとか落石の危険性が低い場所まで移動できたのを見届け、
救助の要請も出来たみたいなんで
アタクシは先に進むことにしました

にしても、割と近い距離で人に向かって人物大の石が落ちてくる状況
いま思い返してもゾッとします

そして、自分について考えてみると
あの下りの途中まではそのカップルの後ろにいたわけで
落石が起こるタイミングによってはアタクシも巻き込まれてたということになるし
ほんと、怖いです

そして、そのカップルはヘルメットを被ってたんやけど
もしヘルメットを被ってなかったらと思うと・・・・・・
おそらくもっと悲惨なことになってたんじゃないかと

やっぱ、このルートはヘルメットを被った方が良いです
ほんと、自分の技術実力じゃどうしようもないことが起きるってことです

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ガイドさんが一名担いでコルまで下ろしてるところです
こうやって見ると、ほんと、怖い




長くなったんで、続く

by kumonotaira | 2013-09-25 00:05 |

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