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ココニイルコト   

真中瞳主演の映画
真中瞳っていうくらいやからかなり昔だな
電波少年以来、何してんだろうな?
と調べてみたら、改名しててんね
今は、「東風 万智子(こち まちこ)」
というらしいです


ほんで、真中瞳の陰に隠れて堺雅人もほぼ主役のような役で出てます
まだ無名時代ですね
ハチクロよりも前やもんな


全体的には、ファンタジー?的な要素のある静かな映画

なかなかいい映画です


ネタバレします



簡単に言うと、

不倫が終わって大阪に転勤した真中瞳
同じ日に配属された堺雅人と、恋愛のような、友情のようなそんな気持ちを持ち合うようになり
仕事やら過去の不倫やら
その辺りに悩む真中瞳にとって良い言葉をくれる存在になりながら、死んでしまう
そういう映画

島木譲二やら鶴瓶やら中村育二やらが脇を固めて
良い感じの映画です

だいたい堺雅人やら鶴瓶やらが出てる点でやさしい映画なんだろうな
という想像はつきますが


真中瞳も悪くない
ま、女優デビューで主役という、完全に真中瞳ありきの映画なんで
真中瞳に合わせた役柄だったりすることもあるんだろうけど
その辺りをふまえても、悪くない
名だたる役者さんの中に入っても全然浮いてないと思うし
良いと思う



ただ・・・・・・この映画の残念な点が・・・・・・・
これはもう、関西人以外にはなんの問題もないんかも知れんけど・・・・・・

この映画は大阪を舞台にしてて、堺雅人はもう、コテコテの大阪弁を使う役柄なんです
その大阪弁がひどい

ま、どんなに指導されても普段から喋ってない人にはおそらく無理!
イントネーションとかイロイロ、おそらく無理!

だってね、ミナミの帝王なんていうほんとに長い間ずっと大阪を舞台に撮ってる映画ですらね
イントネーションがおかしすぎて笑えるんだもの
映画のために喋ろうとしても絶対に無理!!
なんで、堺雅人のせいではない

誰のせいかといえば、
この役に堺雅人を抜擢した人か、こんなコテコテの大阪弁を喋る役を設定した人
じゃないでしょうかね


とにかく言葉が変すぎて、素直に映画に入っていけないんですよね
なんでこんな大阪弁の設定にしたんやろうか?
そんな無理のあること、せん方がいい映画になったのに・・・・・・
と、残念でなりません



そういうことで、この映画の登場人物は軒並み変な関西弁を喋ります
ま、島木譲二は当然大丈夫
鶴瓶は、台詞ないんですよね(笑)
ほんで、なんでか知らんけど、大阪支社のクリエイティブ部の2人(名前忘れた)
この2人は自然に聞こえるんよね
こっち出身の人だろうか?

あと、真中瞳はコテコテの大阪弁喋る役じゃない
てか、東京から転勤(不倫のせいで飛ばされた)した役だから、大阪弁である必要がないねんな
にもかかわらず、言葉の節々に関西のイントネーションが見え隠れします
調べてみたら、出身は大阪で高校卒業まで住んでたみたい
あぁ、なるほど
てな感じです


ま、言葉も問題はそこそこにしといて


言葉が気にならんかったら、かなりいい評価
気になる人はそこそこの評価

っていう感じの映画でした
雰囲気は、好きです

あと、エンドロール後に割と良いシーンがあるので、最後まで見た方が良いです

by kumonotaira | 2013-09-07 21:19 | か行

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