人気ブログランキング | 話題のタグを見る

言葉   

「岳」という漫画を読んでることは先日書いたとおり

その中に出てくる言葉で、いいなぁと思ったのが


山は大小さまざまで何百何千とある
でも、一度に2つの山頂には立てない
だから自分が信じた方向へ行く



大体そんな感じのことを書いてたと思う

ま、この漫画の中のシーンで描きたかったことと僕が思ってることはずれてるかも知んないけど
雲の平に行ったとき、2日目の行動で、
黒部五郎岳に登るのか雲の平に行くのか
山の上を目指すのか、下って沢を目指すのか
てな事で悩んで
メシ食いながら悩んで
ずっと悩んで、結局、沢に下りていった






ま、結果的には薬師沢~雲の平というコースがすごく良かった
すごく気に入った
でも、もしかしたら上に登って黒部五郎岳に行ったらもっと良かったかもしんない
結局、どっちが良かったかはわかんない
ただ、自分でよく考えて、自分で答えを出した
そのことは自分の中ですごくいい選択やったと思う
もし、雲の平が気に入らなかっても、次に繋がるいい選択をしたと思えるだろう


山は当然登るもんだ~、ピークハントが最高だ~
てな考えの人もいてるだろう
そのときの僕のように、登ることに固執しないで下っていく人もいてるだろう
どっちが良いとかそういうことではないが、
人の意見(周りとか、常識とか)そういうものに従って答えを出したなら、そしてその方向がいまいち気に入らなかったら後悔するかもしんない
でも、自分で考えて出した答えなら納得できる(ような気がする)

そういう選択が好きだから僕は、単独登山が好きなのかもしんない
単独は危ないとよく言われる
ま、それはその通りやと思うが、
「危ないからグループで登山する」という選択を僕はしないと思う
(このメンツで登ったら面白そうだから今回はグループで登るっていう選択はすると思うけど)

と、話がかなりそれたけど、とにかく、
一度に2つのピークには立てないのだから、自分の進む方向は自分で選択する
ということが僕にとっての登山の魅力であり、また、人生において心がけてること
であると思う(自分にとってね)


話がよくわからん暗い方向へ行ったので
写真を数枚

西穂高岳
火打山
立山


言葉_e0171018_2138571.jpg

言葉_e0171018_21411820.jpg
言葉_e0171018_2143168.jpg

by kumonotaira | 2009-06-17 21:43 | 思うこと

<< 言葉(2) アメ >>